有馬記念展望
実は過去の有馬記念は堅かったり、中穴だったり、大荒れだったり様々である
割と実力馬が揃うレースなのだが、何故荒れるのだろうか?
一つの理由に"この有馬記念を目標とする馬がいない"ことが挙げられると思う
秋のレースで言えば、古馬は"天皇賞"や"ジャパンカップ"が目標の馬が多いのではないか?
三歳馬は菊花賞であり、牝馬は秋華賞であり、エリザベス女王杯である
それらを使った馬が、"余勢を駆って"臨むのが有馬記念
当然それらのレース上位馬が人気になるし、実力があるのであろう
しかし、有馬記念では出がらし状態になってる馬も多い
だから荒れるのである
去年、ディープインパクトが何故負けたか?
もちろん、ハーツクライが強かったのもあろう
しかし、当時のディープインパクトは三冠の懸かった菊花賞で目一杯だった影響も大きかったのではないか
そして、ディープ世代といわれる現4歳世代が他の世代より格段弱いのもあるだろう
実際、ディープ以外の他の4歳馬で芝の重賞を勝った馬が何頭いるか?
・ディープは有馬記念が目標ではなかった
・そもそもディープ世代が他の世代より格段に弱い
これが去年負けた原因だと思ってる
さて、今年はどうか?
今年も有馬記念は目標ではない
どころか、去年よりキツイローテーションである
初の海外遠征、しかも最高峰の凱旋門賞で目一杯走った
また、不祥事後で絶対に負けられないJCを勝つために目一杯だった
今の彼は、有馬記念を負けても実績が色あせることはない
その後の引退式の方が大事なのではないか?
ディープ世代は相変わらず弱い
その証拠に、秋の中距離GⅠで4歳馬は勝つどころか2着も無い
そして、メチャクチャ強い馬・余力があって強い馬がいる
ディープインパクトを破れる最も可能性がある馬は⑥スイープトウショウだと思っている
何故なら、彼女は牝馬でありながら混合レースの宝塚記念を勝ったのだから
そして2着はあのハーツクライ・4着は(調子を落としてたとはいえ)ゼンノロブロイである
破ったハーツクライが有馬記念でディープを破ったのだから、彼女にも勝てる可能性がある訳だ
だから、今回も本命にしようとかなり迷った
が、△止まりとした
何故なら有馬記念の長い歴史で牝馬の1着は無いハズ・・・少なくとも過去10年は無かった
あのヒシアマゾンでさえ2着、エアグルーブは3着までである
そして秋4戦目というのも余力に疑問が残った
自信を持ってディープより強い可能性があると思えるのはスイープトウショウだけである
しかし、この「有馬記念」でならディープを破れる可能性がある馬は他にもいる
②デルタブルースである
クラシック馬はやはり強い、特に菊花賞馬は
現に菊花賞を勝った馬は何頭も有馬記念を勝っている
古くはメジロデュレン、そしてマヤノトップガン・マンハッタンカフェなど
⑤ダイワメジャーは皐月賞馬だが、彼は秋走りすぎであり余力に乏しい
⑧メイショウサムソンも同じである、三冠のかかった菊花賞が目一杯のハズなのにJCまで使ってしまった
③ドリームパスポートもサムソンと同じローテ、そしてJCでディープとの力関係も見えてしまってる
⑩アドマイヤメインも菊花賞→海外であり、キツイ
他にクラシックで勝った馬(どころか3着までに入った馬)はいない
②デルタブルースは海外とはいえ2戦のみで、他の馬と違って余力十分(いわゆる叩き3走目)である
ディープとは過去何回か直接対決があり全敗だが、余力を考えると逆転できても不思議ではない
印は以下の通りである
デルタブルースが本命なのだから、前走で接戦のポップロックに印が回るのは当然だろう
◎デルタブルース
○ディープインパクト
△スイープトウショウ
△ポップロック
勝負馬券は◎の単複である(もうさっき買ってしまったw)
が、余力があればこの4頭の馬連ボックスを買ってみたい