競馬予想のポイント(後編)

ちなみに忘れてしまったかもなので、前編はこちら ↓


 競馬予想について(前編) http://d.hatena.ne.jp/momokoing/20070623#p2


前編では自分の馬券の買い方を紹介
基本的には、まず本命馬を決め、その馬の複勝を中心に、相手が絞れればワイド・馬連も買うという戦略
さて後編では"本命馬を選ぶポイント"を書きたいと思います


先に結論を言うと、「実力以上に(人気的に)軽視されてる人気薄馬」を本命馬にしています
「3着以内に確実に入りそうな馬」でも無ければ、「大穴一発くれば高配当が狙える馬」でもありません
新聞をジーッと検討して、今回のレースはこの馬が絶対来るだろうという馬に◎を付けることはしませんし
やみくもに誰もが見向きもしない大穴一発馬に◎を付けるのでもないのです


まず、なぜ"確実に3着に入りそうな馬(いわゆる新聞で印が一杯ついてる馬ですね)"を買わないかというと
 ?人気は実力以上に(マスコミによって)持ち上げられる
 ?新聞の印が多いのは2、3着続きの好調馬だが、好調はいつまでも続かない
と思ってますし、実際その傾向が多いからです


単勝2倍割れの馬がいて力が断トツに抜けてるかというと(ディープのような馬はいるが)実際そういう馬は少ない
どころか、実は実力以上に(マスコミに)持ち上げられて過剰人気になってるってことが多くって
宝塚記念ウォッカなんていい例
斤量差があるとはいえ、古馬の超一流馬に混じって3歳牝馬が1番人気になるとかありえないですからw
また人気になる馬って2、3着続きのいわゆる好調馬が多いですが
2、3着が続いてるということは、ある意味疲れがたまってきてると考えられるんですよね
よく考えて下さい、例えば水泳の選手権
勝戦で優勝を目指す選手は大体が予選や準決勝で流して泳ぐもの
毎回力を出し切ってしまって(上の順位を少しでも狙って)は、肝心の決勝で疲れがたまってしまう
競走馬も同じなんですよね
G?前のいわゆるステップレースのG?戦とかで格上馬がころっと負けて、G?で優勝するのはよくある例
2、3着続きの疲れてる馬よりも直前のレースで着順を落として力を温存してる方が次の狙いに適してます


また大穴馬を買わないのは、そういう馬はいつ馬券に絡んでくるかまったく読めないからw
当てずっぽうで馬券を買うようになったら、それは宝くじと同じですからね


こういう理由で、"印の多いいわゆる好調馬"や"来たらビックリ大穴馬"は本命にしません
どういう馬を本命馬にしてるかというと、「実力以上に(人気的に)軽視されてる人気薄馬」
人気の低い(大体4番人気以下)、実力がある馬をピックアップしてます
"実力がある"というのをどういう尺度で考えてるかというと
当該条件(例えば500万下や900万下)のレースに条件(距離とかコースとか)さえ合えば3着に入る実力がある馬です
もちろん、そうは言ってもいわゆる好調馬より3着に入る確率は低いと思いますがでも回収率はかなり高いハズ
結局、馬券って的中率×回収率なのだから、その掛け算の結果が高くなることが馬券での勝利のコツだしね


さて、最近での実践での成功例から

2007年6月24日(日)函館12R 遊楽部特別(芝1800m 3歳上500万下 牝 14頭)

単勝人気上位は

12 ダンスオールナイト 2.1倍
9 ユキノマーメイド  5.3倍
5 スパニッシュソウル 6.7倍


12が頭一つ抜けた人気になってますが、実力が抜けてるかというとそうでもないんですね
確かに前走同じ500万下を勝ってますが
今回は特別戦、つまり前回より明らかに相手が揃って強くなってる訳で
しかもある意味前走力一杯走った訳だから、今回は疲れが残ってる可能性が
2番人気になってる9は前走900万下で今回はいわゆる降級戦
もちろん力通りなら格上なのですが、前走から5ヶ月ぶりの休み明けで実力通り走れるか不明
3番人気の5も同様


上位人気3頭にちょっと考えただけでも死角がある訳だから
人気薄の実力馬にも3着以内の可能性がある訳
そこで他の馬を眺めてて狙ってみたのが、9番人気の8 マイネヴェロナ
14頭中9番人気だから根拠の無い大穴馬かというと違うんですね
2歳時に、同じ500万下特別戦で2着に入ってるんです → http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2006/03/03/04/08/result.html
確かにここ3走は、8着・6着・8着と調子を落としてますが
今回はチャンスと思ったのですね
何故なら、斤量が52キロとこれまでより2キロ減る点
そして、人気薄だから気楽に走れるだろうという点
問題はこれまで3歳戦だったのが、今回から古馬との混合戦になるので
力関係がどうかが気がかりでしたが、今年の3歳は例年以上に古馬と互角なのは周知の通り
なので3着に入れる人気薄馬ならこの馬!と狙ってみました


馬券は前編に書いたとおり、複勝に資金の半分を投入
また勝つ可能性もある馬と思ってたので、若干ですが単勝
そして相手も6頭に絞れたので馬連も少々購入

結果、1着8 マイネヴェロナ 2着5 スパニッシュソウル → http://keiba.yahoo.co.jp/scores/2007/02/01/04/12/result.html
4,000円の投資で39,320円の払い戻し(回収率約1,000%)になりました


今回は見事本命馬が1着になったのですが、仮に3着止まりだったとしても
複勝のみの的中で18,480円になりますから回収率約束460%
このように本命馬が3着
1,2着にならなくても、ヒモが狂っても高い回収率になるのが人気薄の複勝馬券なのです
これが基本!
そして、絞れる場合にのみ単勝馬連で上積みを狙うのがコツだと思うんですね


長く書きましたが、買い方に共感してもらえれば参考にして下さると幸いです
今後もこの買い方でプラスを狙っていきます!
本命馬は随時、ここで書いていくつもりなので乞うご期待